フランス人でもないのになぜボジョレヌーボーだと騒ぐのだ?
けど、今年は騒がせていただきましたよ。
先週末はK嬢のお誘いで、新宿のあるホテルで行われた『ボジョレヌーヴォーの会』にFちゃんと共に参加。
ここには12種類のボジョレヌーヴォーがそろえてあり、リストに順番がつけられていて、順番に飲んでいってもいいし、好きそうなものだけをどれだけ飲んでいってもいいというシステム。
どれから行くか悩むね~。
ってことで、3人でそれぞれ違うものを順番に頼んでいくことに。
グラスに番号が振ってあるので、ワインリストで確認出来るし、何番が好きか、とか、間違えることも無い。
そうするとこんなに並んじゃうわけなわけ!
なんだかグラスが並んでいると妙にうれしくなってしまうのは私の性分。
そして、お互いのグラスを交換しながら飲み比べていくと、
「こんなに作り手によって味が違うものなんだね!おもしろ~~い!」
味の違いのわからない女、といわれる私でも、これはわかりやすかったわ。
ボジョレヌーヴォーをこうやって楽しむのはいいね!
そして、料理もこれまた素晴らしいラインナップ。
ブルスケッタ三種、フォワグラのソテー、あわびのサラダ仕立て、宮城牛のテンダーロイン、毛蟹ご飯、シャーベットのデザート。
もう通風まっしぐらな感じでしょ!
でもね、これがまたワインの若い味に合うように上品なさっぱりさの味付けになっていてすばらしかったわ。
フォワグラをこんなに贅沢に!でも蜂蜜りんごが添えてあるのでさっぱり。
野菜の下にやわらかい鮑がたっぷり~!
お肉はどこまでも柔らかく~!
このお肉ですっかりお腹がいっぱいになってしまったので、毛蟹ご飯は店の方にお願いしてお持ち帰りにしてもらい、デザートは3人で1つに。
いや~、贅沢です!贅沢すぎます!!
で、ワインね。
「料理によっても味が変わってくるね~!」なんていいながら一通りのワインを試飲。
今年はワインの出来がよくないと言われているけど、そんなことも無いんじゃないかと。
K嬢は気に入ったワインを「試飲用のグラスじゃなくて大きなグラスでください。」
Fちゃんもリストのなかからワインを選び、私は5番か8番かどちらかが好みだったなぁ、っておもってもう一回飲みなおしてみたけど、違いがわからなくなっちゃってるよ(笑)!なので多分8番!って感じで頼みなおし。
いやいや、楽しいボジョレヌーヴォーの会でありました。
K嬢ありがとう!
ワインもかなり楽しんだし、こんな贅沢な食事。
なんだかバチがあたりそうよ!
しかしながら、自分でみても『この人、すごい贅沢な食生活してないか?』と思うほど、ここのところおいしいものをたくさんいただいているけど、普段は「なんで、ブナシメジがこんなに高くなったんだ~!?」とか「お、魚の切り身20%オフ、だったらゲット!」とか、「鍋が何日も続きます」って感じの質素な生活よ。栄養バランスにはなるべく気をつけているけどね。
なんでこんなどうでもいい言い訳がましいこといってるんだか。
ちょっと贅沢すると、なんだか申し訳ないような気になっちゃう庶民な私なんだな。