数日前のこと、渋谷で思ったよりかなーり早めに仕事が終わり。
ならば、ちょっとワインでも、というAちゃんとCタンのお誘い。
だけど、オウチ大好きの私。
「帰る」と言い張った。頭の中に家でゆっくりするイメージができてたし、夕方には雨もちらついていたからね。
だけど、外に出てみたらもう雨はやんでるじゃない。
そして
「どうする?
ヴィノスにいこうか?」
というAちゃんとCタンの会話に
「え、、ヴィノスいくのじゃあ、そこまでご一緒しようかな。。」
なんて意思の弱い私なんだ!
でも渋谷西武の地下2階ヴィノスだったらそこからすぐだし、さくっと飲めるし。
行くとなったらその気になるのは早いわよ。
でもこの時間に席が空いてないかもね、、、と店内を見回せば入り口近くに今、席を立ったばかりというテーブルが。すばやくかばんを置くおばちゃん作戦で席確保。ラッキー!ここの席は早い者勝ちだもん。
乾いたのどに泡がしみるよ。その後は赤ね。
ヴィノスにくると飲んだことのないワインが楽しめるから好きなのよ。
そして何よりデパート内で11時まで飲めるって事を知ってしまったよ。使えるね。
さてまだ11時。されど11時。
次には行くけどどこに行こうか?ワインバーに行こうか?
と歩き出したところでAちゃんから「餃子とビールとかの口かも。。」。
確かにこれからまたワインとチーズからやり直すというのも、だね。
じゃあ、店を探そうか。そういう店があるってマークシティの裏側あたりかな。
でもね、ありそうでなかなか無いのよ。
そしてやっと見つけたラーメン屋さん。でもこの時間なのにすごい賑わいで店に入れず。惜しいね。餃子もおいしそうだったのに。
焼き鳥でも違うんだよねー。あの店よさげだったのにね。。。。。しかも、大根おろしで食べる餃子って書いてあったよね。気になる~。
やっぱりあそこの店だよね、な3人。
ラーメン屋だったら回転は速いはずだよね。それに奥にテーブル席がいっぱいあったよね。
って事でもう一回その店に戻って見ると、ちょうど何組かお客さんが出て行くところ。
テーブルを片してもらうのを待ち、店内へ。
それぞれ生ビールを頼み。
餃子3人で二人前。
そして禁断の〆ラーメン
でも3人で1杯だよ。
ビール旨っ!
にんにくたっぷりの餃子を大根おろしで食べるのはさっぱりしていいんだけど、私としてはもうちょっと皮がもっちりしているほうが好みかな。
そして3人で分けっこした塩ラーメンがすっごくおいしかった。麺の太さ、湯で加減が絶妙。そしてスープとよく合う。「塩にして正解だったね!」
さて、ちょっとおちついたところでよくよく店内を見回して見ると、入り口からキッチン周りはカウンターで「ザ・ラーメン屋」な雰囲気なんだけど、、、。
私たちの座った席は、丸いテーブルを囲んで柵のようなものがあり、そこには安っぽーい感じのクリスマスの飾りの名残が残るようなモール(っていうの?)の場末のスナックチックな飾り。それにまったく似合わない赤提灯が店内のところどころにぶら下がり。
なんだか不思議な店だねー。
そして、一番ウケたのが割り箸の袋。
そこには
『秘伝 大島ラーメン 世界の美味』
の文字。
ねえねえ、ラーメン屋なのに「世界の美味」ってなに~。
と後ろを見てみると、
ずらりと並ぶ支店の数々。
「大島さん、がんばってるんだね~。」
そういえば店内にシェフらしき男性の大きな写真があったよ。
「あれが大島さんだよ。まだ、若いよね。」
「ふーん、湯島が総本店だって。湯島、千駄木、上野、あ、西日暮里に新本店もあるよ。なんか千代田線、常磐線沿いにのし上がってきた感じ?」
「でもよくわからないのがこの『新宿店 愛ちゃん』だよね。他の店は「赤坂アークヒルズ店」とか書いてあるのに、どうしてここだけ『愛ちゃん』?」
さらに見ていくと、、最後に。。
『U.S.A.デンバー店』
だから
「世界の美味」なんだよ~!
この一軒だけで「世界の」になるのね!
しかも、デンバー店の横には他の支店と同じように電話番号が書いてあった。
010-1-
からって。
いくらなんでもラーメン屋に行くのに日本から電話で予約はしないでしょ。もし場所を聞きたいなら現地についてからで十分だし。
ウケル。
夜の渋谷で見つけたラーメン屋
「大島ラーメン」。
かなり楽しめたのは私たちが単なる酔っ払いだったからなのか。。。
私としては、このデンバー店に続く支店がどこになるのかがとても楽しみなのよ。