さて芸者ストリングカルテットの定期ライブを明後日に控え今更ですが。
今回はフォーレが唯一残した弦楽四重奏曲です。
これに関しては、こちらをみていただければ。
フォーレ最後の作品であり唯一の弦楽四重奏曲です。
毎年選曲には苦労するのですが、、初めて音を出した時には、出だしのメロディーは美しいのに途中から何でこうなっちゃうかな?な感想でした。あと弦楽四重奏というものの厚みを作る面白みもないかな、とも。
他の曲にしようか、という感じもあったけど、CDなどを聴けば美しい曲。
フォーレといえばこれ!な「レクイエム」や「夢の後に」など人の印象に残る作品の数々を残してきた作曲家。
作って行ったらいい曲になるかも。
と取り組んだものの、技術的ににはどうにも弾けないという所はないのだけど、何しろ掴み所がない。
2ndヴァイオリン の立場としては一度合わせをすると、周りがどうメロデイーを弾いてるなど大体頭に入ってきて、頭の中にその音が鳴りながら個人練習もするのだけど、今回はいつまでたっても誰がメロディーなの?とか誰に引き渡すか、とか誰と一緒に寄り添うの?とか。
毎回キョロキョロしちゃう感じ。
でもお稽古を重ねるうちにだんだんみえてきたような気がするライブ2日前。
フォーレのメロディーにはなんとも言えない心を掴まれる美しいメロディーがある。
それが美しく4人で醸しだけたらいいな、と思っています。
そしていつもながら弐部の曲にも苦労多し!
そんな芸者ストリングカルテット定期ライブ其の二十二
「たゆたう」
練習しながら、「ここはたゆたった感じでいこうか」など4人でたゆたってます。
今年も楽しいライブになるといいな。
ラストスパートです!
当日ふらりもありですので、連休にちょっと飽きちゃったらいらしてくださいね。