8月も終わりが近付いてきたある日、東久留米の「寿し銀河」さんにて4人会開催予定でしたが、T君だけはどうにも都合がつかず、Aちゃん、Kくん、私で3人会。
私はちょうどいい電車がなく、ちょっと遅れるから先にやってて、とAちゃんに連絡をいれておき、AちゃんからもどうせKくんも遅れてくるでしょうとの返事。だよね~。
ってことで余裕で店に入ると、Aちゃんと、なんとKくんもいる?どうした?
「ぼくいつも早めにきてるよ、ここ5年くらい。」
なのか、、・。
でも30年前くらい前の出来事から飲み会に関してはなんとなくKくんを信用してないAちゃんと私。いまだに30年前のことを毎回いわれるKくんもかわいそうだけどね。
さてk君が早く来たせいではないだろうけど、なんとなく会話がかみ合ってない3人にどのタイミングで料理を出せば戸惑う大将シゲちゃん。
そろそろいいですか。もちろん。そして出てきたのが。
じゃじゃーーん。のこちら。
なんだ、この幸せでピカピカの一皿は。
地産の豆のポタージュ、豆腐もチーズのようでびっくりした。
日本酒いかないとね。
獺祭と屋守どちらからにします?という事でしたが今後の日本酒の順番はお店の方にお任せすることに。
「とにかく切らさないようにしてください。」とのAちゃんの注文、さすがです。
こういうのをちびちびやりながら日本酒がたまりません。いつからこんなに大人になったんだろうね。若い頃はこういうものじゃ飲めなかったよねと同い年3人。
シゲちゃんがこれからの料理プランを言ってくれ、そのうえで牡蠣は召し上がりますか?
「私は絶対召し上がります!!!」
3にんとも注文。食べ方は、生、しゃぶ、焼き、とありますがどうしましょう。
しゃぶるか焼くか迷ってたけど、3人ともしゃぶることに。
わーい、なんか牡蠣がいっぱいだぁ~。
そして来た来た。
みてるだけでも幸せな綺麗な牡蠣です。今回は北海道の昆布森さんと新潟産です。
牡蠣は開けてみないと本当に良いものかはわからないそうで、私の牡蠣好きを知っているシゲちゃんがもし牡蠣が食べられなかったら残念がるだろうと保険で2種類準備していてくれたそうです。愛を感じます。ありがたや。
カウンターにカセットコンロの上に出汁が入った鍋が用意されます。これに10秒くらいしゃぶしゃぶしていただきます。私は一番離れたところにいたのでKくんに任せまーす。失敗はゆるされなよ。しゃぶしゃぶしてもらった牡蠣にスダチを少し絞って一口でいただきます。うんまーーーい。少し温まった牡蠣はとろんとして甘ちくていつまでも口の中に余韻が続きます。はぁ~。溜息が出てしまいます。しばらくして余韻がおさまったところで、2個目行きます。これまた全然味が違う。これまた美味しい。みんな背もたれによかっかって、はぁ~~~。幸せ過ぎる。
シゲよありがとう。
そのうえのこの牡蠣のうまみを出た出汁を温めてくれ、ねぎとポン酢でお汁としていただきます。しみわたる~。
残ったお汁どうしますか?と聞かれ、キープしておいてもらいます。
気持ちも落ち着いたところで刺身です。
まぐろも綺麗な赤だこと。
粒貝もこりっこり。日本酒はきらせませんよ。
日本酒2合づつ頼んだ方が効率がよさそうだけど、1合づつ方が冷えたままのめますよ、とシゲちゃんが言っていたのを聞き逃していたKくん、「2合で」と言ったとたんAちゃんと私から突っ込まれ即「1合で」。こういう対処が素早く正しいところがKくんのイイとこです。
そしてまた美味しいものづくしがきましたよ~。
アワビと大根、蛸、烏賊。どれも柔らかくてしみじみ美味しい。
「こんな美味しいもの食べないなんてTは馬鹿だね~。」と。
日本酒も進みます。
そんな日本酒も楽しんでいるとき、シゲちゃんが「毛ガニもあるんですけど、皆さんお腹の具合はいかがですか?」と聞いてくれます。
甲殻類大好きの私はもちろんいただきます。3人ともね。
そこでAちゃん「蟹の時にはハイボールだよ。」日本酒だと蟹の甘さをけしてしまうから。さすが。しかも特別注文。角のロックに炭酸少し。だそう。
それだとすごく酔ってしまいそうなので私とKくんは普通のハイボールで。
こんなケーキみたいな毛ガニ。どこからどこまで手が込んでます。蟹が甘いよ~。
それにしてもAちゃんの飲んでるハイボールというか角ロックに自分で炭酸注ぐスタイル。美味しそうです。KくんさっさとAちゃん方式に乗り換えました。裏切者め。
そしてここから握り行きますよ~。すし屋に来て握り食べないで帰るのかと思ったというKくんも安心したでしょ。
先ずはシンコ。
今年はシンコは食べられないまま終わるかと思っていたのでうれしい。美味しい。
後の握りも一個一個乗せたいけど、紙面の都合上まとめて。烏賊に海老にしめ鯖にアナゴに。。。
今思い出してもどれもおいしかったなぁ。
さっきの牡蠣のお汁も出してもらってます。
そして〆ビールを頼みつつ。私の宝石箱行きますよ。
今日もキラキラです。なんて美味しいんだ。この量もちょうどいいんです。
あぁ~、日本人に生まれてきてよかった。こういうもの食べられる大人になれて良かった。ほかのお客様が頼んだたくあんを見て巻物にしてもらいます。
最後はさっぱりとブドウ。
椀物もいただき、途中シゲ作美味しい梅漬けの味見をさせてもらってお土産にまでそれぞれいただいてもう、なんといっていいか、大満足でした。
シゲちゃんありがとう。
この寿し銀河さん、一度店を閉めて新たにここの2階にお店を出すそうです。ますますシゲちゃんの腕が光る店となる事でしょう。楽しみです。
こうして大満足して気持ちよく店を後にした3人。
帰りは必ず腕を組んで帰るが鉄則ですが、電車の中でも腕組んでキャッキャやってました。空いていたとはいえ、いい年したおじちゃんおばちゃんが腕組みながらキャッキャしてるって周りの人たちは何だろうと思ったろうな。。。。
とその時には気が付かないご機嫌な3人の帰路でありましたとさ。