ザ・芸者ストリングスカルテット
定期ライブ 其の十九 ~四季の軌跡~
無事終了しました。
足を運んでくださったお客様、行けないけれど頑張ってね、と声をかけていただいた方々、スタッフのみなさん、人出が足りなくて急遽快く駆けつけてくれたお友達。
すべての皆さまに感謝です。
なんだか今回は特に、今まで周りに支えられて十九回まできたのだなぁ、と心にしみました。
私達も年齢を重ね練習時間も持たなくなってきました。
腕が痛い、腰が危ない、肩がダメ、と晶ちゃん以外はみんな何かしらの不安を抱えながらなんとか本番まで持たせよう!と言う方が目標になってきたという現実。
私の場合は首から肩、背中にかけてが張ってしまい、腕を上げるのがつらい状況に。見える人が見たら何かに憑りつかれているんじゃないかと言う重さでした。あまりにもひどいので合間をぬってマッサージに行ったら肩甲骨が張りすぎて固まっているとのこと。飛び込みで行ったのにたまたまいい方に当たり、腕が回るまでなんとかほぐしていただきました。憑りつかれてなくてよかったわ~。
これは急に筋肉を使っうと起こる事らしい。「急に」ね。普段いかにさぼっているかバレバレです。
毎回、本番前になると気持ちも煮詰まってきて「本番が無ければどんなに楽か。」と思うのですが、それでも練習中にも鳥肌が立つような弦楽四重奏の響きがある時もあって、4人でしか出来ない弦楽四重奏と言うものが出来るありがたさを感じます。
そんな緊張感と不安を抱えながらも開場のムジカーサに入るとなんだか気持ちがスッとしてきます。
さあ、会場設置しよう!
ところで、昨年どうやってテーブル並べたっけ?ここでまさかの私の昨年の
ブログが役に立つとは。やってて良かったブログちゃん。
スタッフのみなさんに準備をしてもらいながら私達はリハに入ります。
ワインもばっちりですよ。
そしてなかなか見れないでしょう。私達側から見た会場です。
そして本番。色々ありましたけれど、終わってしまえばやはりライブは楽しい。
今回弐部の曲はお久しぶりの曲も多かったのですが、お稽古の時に久しぶりに音を出したら「なんだかテンポ遅くない?」「こんな曲だっけ?」「歳を取ったらテンポも遅くなるかなぁ、なんて言ってたら本当に遅くなるものだわね~。」ってな会話も。曲もやれどもやれども終わらない感じだわ。なんて言っていたのですが、本番になると、あれ、もうすぐ終わり?というほどあっという間に感じます。
そんなものなのでしょうね。
こうして定期ライブが終わりました。
今年はたくさんのお客様から予約をいただき、当日飛び込みもありで盛況となりました。
何十年ぶりに合う方や中学の同級生が初めて来てくれたりと嬉しいこともありました。
改めて感謝いたします。ありがとうございました。
最後の練習の時に紅玉が「何とか来年の20回を迎えられるといいね。」という言葉に「ほんとだね。」と4人でしみじみ。そしていつもながら晶ちゃんの面白話に大笑いしながら「こういう馬鹿話しながら4人で飲みたいね~。」と。それはいつか実現したいね。
これだけの年月一緒に音楽を出来ることが出来るメンバーに恵まれた事にも感謝です。
来年もなんとか定期ライブが開催できるよう頑張って行きたいと思います。
あれ、そういえば本番でメンバー紹介ってしたっけ?
壱部
弐部
代々木上原さつまおごじょを貸切で打ち上げ!
私は日本酒にビールチェイサーで〆ます。
これにておしまい!みなさまおつかれさまでした!