先週の週末は徳島に行って来ました。
飛行機に乗る前にはお決まりのかき揚げ蕎麦をいただきたいところでしたが、出発まで時間があったのでゆっくりと空港内のお蕎麦や「あずみ野」に入ったらかき揚げ蕎麦なるものはなかったので気になった「わさび菜蕎麦」をお願いしました。
わさび菜とカイワレのピリリと鰹節のうまみが美味しい。さてお腹もいっぱいになり安心安心。
搭乗しましょう。
相変わらず私の旅は瞬間移動。寝て目が覚めたら着いてました。といっても1時間ぐらいで着いちゃうんですね。やや寝足りなさも感じましたが良く眠れた~。
空港を出るともう夕闇に包まれた外の空気に「なんか空気が違うね~。」と「落ち着くね~。」とKちゃんとKちゃん。私の友達にはイニシャルがKとAちゃんが本当に多い。
まあ、どっちにしても気ごころの知れた仲間との旅なので気楽です。
ホテルで一息つき会場に向かいます。今回は邦楽と洋楽の協演です。
会場に用意されていた卵サンド。この卵がすっごく美味しかった。
しばらくしてチェロのKちゃんも到着。またイニシャルKか!!!
リハーサルを終えたのが10時前。
そこからタクシーで徳島の繁華街秋田町のお寿司屋さんに連れて行ってもらいました。
カウンターに横並びで6人で乾杯。
注文は連れて行ってくれたIちゃんにほぼ任せます。
刺身盛り
何の魚かはよく覚えられなかったので割愛。
でも最初に白身の刺身を食べた時にびっくり。お魚の身が締まってこりこりとしてるんです。
さすが瀬戸内海の荒波にもまれたヤツラは違います。
最初はビールで後はそれほど量は飲めないKちゃんの日本酒を引き受けるつもりでしたが、これを日本酒無しでいただくなんてお刺身に失礼になります。
ということで「地元のお酒をください。」とお願いし、芳水という日本酒をいただきました。
一番右上のです。
私には乾杯ビールとチェイサービールと〆ビールがあるのです。
日本酒が来てビールと並べてご満悦な顔の私にIちゃんが「もう天国でしょう、よかったね((笑)」 「うん!天国〜♪!」
これはサザエの酢の物。サザエもこりこり、わかめもこりこり。
これは何とのど黒。2人に一皿だったのですが私もKちゃんも骨までしゃぶりつくすタイプ。となりのKKコンビはアラの部分までしゃぶりつくすタイプではないというので頭の部分いただいてしゃぶりつくします。
カウンターから魚の名前が見えるんですがあれ何?っていうのが結構あります。
一番気になったのが「ぼうぜ」。それってなんですか?と聞いたらエボ鯛(ちょっと記憶があいまい)のことだそうです。魚を見せてくれて「ここに黒い天みたいなのがあるのでなんちゃらかんちゃら(完全に記憶があいまい)…でぼうぜっていうんですよ。」と大将が説明してくれました。
そのぼうぜの唐揚げ。
これがね、絶品でした。何が美味しいんだか説明できないほどなんだかすごく美味しかった!骨ごとばりばりいただきました。
ビールが進みます。
あとはお好みで握ってもらうことに。その前に玉子焼きをつまみで頼んだら。
これが玉子焼きだそうです。ネタケースに入っているときから「あれなんだろう?」「なんかはんぺん的なもの?」「カレー?」「カレーがネタケースに入ってたら台無し(笑)。」と話題の物でした。
これ和三盆を使ったものだそうで優しい甘さです。和三盆も徳島の特産品。
握りは
〆具合が最高。
魚の名前を覚えていない。
炙り具合が最高。
魚の名前を憶えてない。
想像と違ったビジュアルだけど美味しかったうにとか、
大将お勧めのこちらで獲れるかつおとか。なんでも小ぶりでその分味が凝縮しているそうです。
そして穴子もいただいたのですが写真も忘れるほどすぐ口に入れちゃった。溶けた~。
もう大満足。美味しかったなぁ。いままで色々な地方でお刺身とか食べてきたとおもうのですが、徳島の魚はとにかく身が締まっていてこりこりとしているのが印象的でとっても美味しかった。
今でもあのこりこり感が思い出せます。
お腹もいっぱいだし翌日の事もあるのでこれにて解散。みんなはタクシーで帰りましたが、歩ける距離だときいたので歩いてホテルまで帰りました。
翌日は午前中にGP、午後本番でした。
一か所懸念していた場所があったのですが「本番が一番うまく行ったよね!」と自画自賛。きっと本番前にアロマに詳しいKちゃんが「リラックスする(緊張をとる)アロマと集中力を高めるアロマ、どっちがいい?「やっぱり今回は集中力の方でしょう!」とみんなで集中力をアップするアロマオイルをつけたおかげでしょうか。とにかくめでたしめでたし。
お昼に用意していただいいたお弁当もおかずがいっぱい、こちらの名産「阿波お鶏」もたっぷりで美味しかったです。
そのまま会場から駅に出てシャトルバスで空港に。
前日「徳島ラーメンっていうのがあってそれが美味しいんだけど、空港でもそこそこ美味しいの食べられるよ。」と聞いていたのでみんなで食べてみることに。
私は「あっさり」というのを頼んだのですが、魚介の香りとちょうどいい豚骨具合に細麺で美味しかった。
肉を醤油で煮たものを入れるタイプのものもあるようです。
こうして美味しいもの三昧して飛行機で帰京。
徳島というとスダチと阿波踊りというイメージが大きいと思いがちだけれど、お魚、野菜、果物、麺類と美味しいものだらけですよ。
お土産で買ってきたこちらのカツ天
ちょうど秘密のケンミンショーで紹介してましたね。
魚のすり身にカレー粉と唐辛子を混ぜて薄くして揚げたものだそうで、あたためて食べたらおつまみにぴったり。サンドイッチにはさんだり炒め物にいれてもいいそうです。
と、仕事で行ったのに相変わらず食べ物の話ばかりですが、仕事も邦楽器との共演も初めてだったし、演奏会全体が色々な組み合わせのアンサンブルでとても面白く、良い経験をさせていただきました。
短い時間だけど、充実の徳島旅でした。