昨夜は神楽坂の人気フレンチ店にてくいしんぼう隊チームのTスの誕生日祝いディナー。
この店、なかなか予約が取れないのだけれど、Mさんが頑張って予約をとってくれました。
ディナー開始。
魚介のタルタル。
んーおいしい。これだけでもお腹一杯な感じ。
真鯛のポワレ。ソースが美味しい。
すんごい肉の塊です。
どれも美味しくいただきました。
けど、何せ1品の量がボルーミィー。そしてシェフが一人で作っているのでどうしてもお料理の間が空くのでより満腹中枢が満たされてしまう。
あとはね、ちょっとお酒と料理のタイミングが合わなかったりするのが残念。
料理とお酒を楽しみたいこのチームとしてはその辺大切にしたいので。
そして、いよいよデセール。
となれば、Mさんが予約の時にお願いしているお誕生日プレートがTスのところに来てろうそくを消して「おめでとう!」でプレゼントタイムに入る。
と思いきや。
あれれ?みんな同じお皿でのブラマンジュ。
???忘れられてる???
どーゆーこと?
ざわわーざわわーとしながらなんとなくプレゼントタイムに。
みんなからのプレゼントににっこりのTス、おめでとう!
という頃に、コーヒーが運ばれてきた。
そして最後のTスのコーヒーは…。
一瞬みんなの目がテンになった後のひそかにこみあげてくる笑い。
あはは!私、コーヒーが受け皿ごとデコレートプレートにのってるの初めて見ました!
しかも、冷えたプレートに温かいコーヒーが乗ってくるって相当おかしいんですけど。
そしてちっちゃなローソクがレモンに刺さってた!なぜレモン!?
コーヒーに向かってろうそくを吹き消すって(笑)!
Msさんが真面目な顔で若いお店の方に
「普段もこの店では誕生日プレートはこういう風になさるんですか?」と聞くと、
「は、、い、基本的にこのようにお出ししています。」
そりゃ普通ないだろーーーー!
と心の中で突っ込みつつ
「そうなんですかぁ、初めて見ました~!」「基本がこうなんだぁ~!」
とみんな笑いを隠せず。
だってかなりシュールじゃない?。
「コーヒーもこんなに奉られる日が来るとは思っていなかっただろうね。」
「オレ、今日すげープレートに乗っちゃったんだぜぇ~」
「ろうそくまで乗ってて息吹きかけられちゃってさぁ。」
「なんかこんなお皿にのせられるの初めてだから身の置き所にこまちゃってさぁ~」
とか、もう誕生日プレートにちんまり乗るコーヒーの姿にコーヒーの気持ちになっちゃってどんどんツボにはまり出しちゃってお腹抱えて涙流して大笑い。
おかげで最高に楽しい誕生会となりました。
まあ、デセールに敷くはずの誕生日プレートのことをすっかり忘れてて、私たちのざわわーに「あっ!」と思い、まだ出していなかったコーヒーを乗せてぎりぎりセーフにしたのが真相なんだろうけど、冷たいお皿にコーヒーを乗せるとかの荒業を使っても最後まであきらめないって大切だよね。
でも「基本的にこういう形でお出ししています。」じゃなくて
「今日はスペシャルでこのような形にさせていただきました。」
ぐらいのしゃれっ気はほしかったな。
でも結果よければすべてよし。
今思い出しても笑えるあのコーヒーの何とも言えない姿。
ほんっとになかなかお目にかかれるもんじゃないですもん。
そしてこういう記念に残る大爆笑にあたるあたりがさすがのTスの「持ってるね~!」ってところ。
あ~可笑しかった~。
あと何年かは「あの時のコーヒー」がキーワードになるんだろうな(笑)。
味の記憶よりそっちのほうが印象深いスペシャルな夜となりました♪