先日実家に帰った時夕飯に出てきた切干大根の煮込みが素晴らしくおいしかった。
切干大根は嫌いじゃないけど、普段一度にそんなには食べないもの。だけどこのときはすごく薄味なんだけど優しい甘みでなんだか箸が止まらず。
コレを作った父に作り方を聞くと、「ネットで調べた作り方だと砂糖をいれるんだけど、これはみりんと醤油だけ」、との答え。
よくよく聞いてみると、この切干大根、父方の親戚の自家製のもの。
冬、大根がいっぱい出来てそれでも畑にはその辺に大根が転がっている、ってな時保存食として作っおいてあるものをいただいたそう。
あぁ、なるほど、切干大根自体が美味しいんだ!いや、私は父のきんぴらごぼうが大好物で帰宅するときにはリクエストするくらい父は料理上手なんだけど、それにしてもこの時の切干大根は特別美味しかった。
まだ残っていた切干大根を少し分けてもらって帰宅し、煮物を作ってみたけれど、大根の甘みがなんとも美味しい。もちろん父レシピでみりんと醤油だけ。もちろん戻し汁も余すところなく使って。
そうそう、この甘み、この甘み!実家では一生懸命消費していたようだけど、こんなことならもっととっておいてもらえばよかった。保存食だから日持ちするし。もう市販の切干大根を買う気がなくなっちゃった。で、この切干大根を作るには最低2日間太陽の下での乾燥が必要だそう。だから天気予報で2日確実に晴れる日を確認しないと出来ないそうです。作っている方たちには普通のことだろうけど私には貴重品です。
そしてもう一つ「これもたくさんあるから持って行って」と持たせてくれたのはこれ。
じゃがいもかサツマイモか、という外見なれど、これ、「ヤーコン」というもの。
父もいまいちピンとこないようだし、あまり好みではないらしい。でも身体にはすごくいいんだとか。
私も名前は聞いたことあるけど食べるのは初めて。
生で食べれるのか火を通さないと食べられないかもわからないので調べてみたところ、生でも大丈夫らしい。そしていも類のように煮たり蒸したりするのはNGらしい。
まずはジャガイモのイメージで冷蔵庫にあった明太子と和えてみたけれど、ヤーコンてすごい甘みがあるので明太子の辛さとちょっと合わないかな。
芋系の外見と違って歯触りはものすごくシャキシャキしてるの。で、ものすごい甘みなんだけど、でもほんのりセロリやウドみたいなクセもある味。
お次はきんぴらに。これはなかなかいいかな。もちろん砂糖いらず。
今のところ一番合うのはツナとカレー風味に炒めた物。
でもこの甘み、なんちゃらオリゴ糖といってカロリーも抑えられるし身体に本当にいいらしい。食物繊維やポリフェノールも豊富らしいし。
だからなるべく食事にも取り入れたいんだけどなんか「これだっ!」っていう調理方がないか考え中。浅漬けとかにしてみようかな。。。。
いまいち情報が少ない野菜なんだなぁ。
どなたかお勧め調理方ご存じだったら教えていただけたらうれしいのだけど。
でも新鮮な野菜というのは下手な調味料いらずなんだなー、とつくづく感じて。
こうやって味をしっかり感じられる野菜を食べていけたら幸せなんだけど、それには高いお金がかかってしまうんだな。