行ってきました!
国立新美術館で開催されている
『ハプスブルク展』。
ちょうど仕事の合間に六本木近くで時間が出来たので。
美術展というとメインの作品が何点か、そこに人が集中してという感じだけど、このハプスブルク展はどれもが素晴らしい作品ぞろえ?というのかしら。
入ってすぐの「11歳の女帝マリア・テレジア」の美しさにくぎ付けになったけれど、そこはまだまだ入り口だった。国ごとに分かれた作品。絵に詳しくはないし、言葉では表現できないけど、色の美しさに引き込まれ、圧倒される存在感にただただうっとり。宗教や音楽との深いかかわりも。
すごいな、ハプスブルク家!
で、ハプスブルク家とは何ぞや?ヨーロッパの名門貴族で多数の王を生み出し、芸術を愛し(保護かな…)、とかいう「ヨーロッパではばきかせてたすごい一族」というのは知っているけれど、政略結婚を繰り返し、勢力を広げていったので家系図を見てもすぐには把握できず。もともと世界史苦手だったしね、それ以前にカタカナもかなり苦手だし。
でもこの素晴らしいコレクションを見るともっと詳しく知りたいよ、ハプスブルク家!っという思いがつのり、帰りに本屋さんによってハプスブルク家に関する本を買って帰ろう!と思っていたら、そう思う人はいっぱいいるわけで、売ってるわね、出口の物販コーナーで。
だけど、どの本を見てもやはり難解。アントワネットの母がマリアテレジアという関係で「ベルばら1.2巻」まで売っていて、ついそちに目が行くけれど、それはもう何回も読んでいるし。そして私が選んだの『危険な世界史』という歴史に名の残る人たちの裏話的な本。芸術とかけ離れてそっちに行ってしまう自分が悲しいけれど。。。。
絵のことはわからなくても、これだけの作品が揃うことはそうそう無いであろうことはわかる素晴らしい作品の数々。まさに「16世紀から18世紀にかけての西洋美術の精華」(チラシより)!ちょっとでも興味があるならぜひ足を運んで見てくださいな。
国立新美術館も初めて行ったけれど、広くて気持ちのいい空間ですよ。