H奴宅を訪れたのは夕方4時過ぎ。
ちょっと譜面を作る作業をしなくちゃならなかったので。もちろん五線譜は必需品よ。
H奴からは『よく聞こえる耳と活性化した脳を持ってくると仕事が早く終わってよ。』ってなメールをもらったけれど、どこを探しても無いものはもっていけないわ。
到着するとすでにキーボードが「仕事しなさいよ!」とばかりに机の上に構えていらしたので、私もすごすごと五線譜を取り出し。。。たところに「ビール飲む?」とH奴。早速缶ビールで乾杯。暑い日の夕方ビールはおいしいね~。
音源を聞いて、、、、
で、どこから手をつければいい?
まずは五線譜に線を引いて小節を作るところからはじめよう!という基本中の基本に。
ちょとその間に料理しちゃうね。とH奴
うーん、キッチンからはいいにおい。
はい、つまみに枝豆ね。
ビール、つぎギネスの黒、はいどうぞ。
こんな至れり尽くせりの状態なので、作業も進む、進む、、、、、はずもなく。でも、
「ひとりで作業してると、ま、いいか!とかなっちゃうけど、隣で作業しているひとがいるっていいよね。」
とH奴は資料音源を聴きとる作業。私はその横で構成に悩むという図。これ、2人で違う曲を扱っているんだけど。ノリが同じ感じだからまあ成り立つというか成り立ってないというか。
お腹空いたね~。早くY奴かえってこないかな~。
というところにH奴の双子の妹Y嬢がバリバリOLの顔で帰宅。
OLの仮面をはずす間にH奴と私で料理の盛り付け。
H奴の作ったトウモロコシのムース、自家製バジルソースで和えたタコ、Y奴作のテリーヌ。それに私がVILONで買ってきたパン。
くつろぎモードになったY奴とともに泡で「カンパーイ!」。
とうもろこしのムースは泡にぴったり!トウモロコシの甘みとトマトの酸味が絶妙の夏にぴったり!おいしいよ、これ!
Y奴の作ってくれたテリーヌも絶品。テリーヌってこってりしたイメージがあるけれど、味も食感もいくらでも食べられるような美味しさ。この後赤ワインになったときにはH奴が作ってくれた豚と豆の煮込み。カリッカリに焼いて脂を落として煮込んだ豚肉は香ばしくて豆と絡まってこれまた素晴らしい出来。
H奴はY奴作のテリーヌを切り分けながら「Y奴もこんなの作るなんてマメだよねー。」
Y奴はH奴の料理に「これ、いいんじゃない、おいしいよ!ゼラチンも混ぜちゃうんだ。」
と炒める、煮るぐらいしか脳にプログラミングされていない私から考えたらテリーヌだのムースだのあまりにハイレベルな2人の料理のお話。
こんな料理上手な双子の友達がいてほんと幸せだよ。
久し振りに顔を合わせたので話は尽きず。だけど、翌日も朝早いY奴は先におやすみなさい。
H奴と私はグラス片手に自分たちの過去の演奏の録音を引っ張り出してきては聴いて「これって何年前~?あたしたち上手かったんじゃな~い!?」
と自己満足に浸って見たりするお幸せな酔っ払いの2人。
そして夜もかなり更けてきたのでテリーヌやら煮込みやらの残りをおもたせしてもらい「私ってばなんて幸せ者なんでしょう。明日も冷蔵庫においいしいものが入ってるんだも~ん。」とご機嫌さんで帰宅。
で、作業はどこへ行った?
ま、何となく作業の手順はわかった。。。って程度!?