今、フィギュアスケートGPファイナルを見終わったところ。
男子は小塚選手が2位の快挙。
でも私は今回は出場していないけど、日本の男子だったら高橋大輔選手のほうに魅せられるなぁ。
でも今回の注目はやはり女子。
はっきり言うと昨年まで浅田真央さんにはあまり魅力を感じていなかったのだけれど、今季に入ってから格段に表現力が素晴らしくなっている。
身長も163センチと6センチ伸びたけど、それに伴う7キロの体重増加(といっても43キロぐらいなんだよね、確か)、にジャンプをついていかせるのが大変だったらしのだけれど、それを見事にやってのけたし、手足の伸びが表現力にもつながってきているのがすごい。
もともとは安藤美姫さんのほうが好き。
なんか感情がはっきりでちゃって人間らしくてね。
今までの真央ちゃんはよく飛ぶけれど子供っぽさがめについてなんだかなって。
だけど、今回は本当に踊りの中に技が入っているような感じ。ジャンプの位置も高いし。
キム・ヨナさんも美しかった。
色々なプレッシャーの中、ジャンプの失敗はあったけれど、やはり魅せられる演技。
この2人。まだ18歳なのよね。
なのに、ここまでの表現力は何なんだろ。
ひとつには同じ年齢のライバルがいるということ。
「SWAN」で言うところの真澄とリリアナ、「ガラスの仮面」で言うところのマヤと亜弓さんかしら(わからない方にはごめんなさい)。
お互いを比較されることで自分に何がたりないか、そしてたりないものを補い、武器はよりいっそう磨き、もっともっと上達したいという前むきな力になっているんだと思う。
何度もいうけど、まだ二人とも18歳なのよね。
それであの表現力は凄いと思う。
そして、怖さを知らなかった子供から怖さを知った年齢になってもプレッシャーをしっかり感じながらもそれに負けることなく観ている人をひきつける「魅せる」演技と技術。
テレビの前で感情移入して思わず拍手!
手放しで拍手しながらも、「人に魅せる」という重要性を学ばせてもらった感じ。
音楽でも、自分ではやっているつもりでも音楽的にも弾いている姿も全然表現力が足りないタイプの私としては、お客様に「聴かせる」ことも大切ながら「魅せる」というのも大切なんだな。と18歳たちの演技に学ぶのでありました。
それにしても日本フィギュアスケートの選手はここのところすごい活躍ぶり。
みんなスタイルもいいし、綺麗よね。本当に観ていて画面に吸い込まれちゃう。
一度本物を見てみたい!