今回の旅行。
旭山動物園はメインイベントであったもものの、旅行といえば「美味しいものを食べる!」のも大切なイベント。
そして私たちの目標は
『美味しい魚を食べたい。美味しいラーメンを食べたい』
であった。
そのためにFちゃんはいろいろな情報をメールしてくれたけど、どれを見ても、おいしそうな魚介類がど~~ん!な写真が出てきて出発前には決められず。
もちろんそこは完璧なFさま、いろいろなお店のクーポンをプリントアウトして持ってきていたわ。
特に北海道で食べたいのは美味しいホッケ。東京ではなかなか食べられないし。
でもね、ホッケって大きいじゃない?品数多く食べたいし。
ということで、ホッケの半身を出してくれるし、いい感じ、と思ったのが「
函館開陽亭」。
で、1日目の夜、「連休も終わったし、予約なんて要らないよね。」とこの店を訪れたところ、
「申し訳ありません、7時半までなら空いてますが、その後は予約で一杯なんです。」
ががぁ~ん。
私たち甘くみてましたです。
その場で翌日の予約入れました。
でもさ、でもさ、いろんな店のクーポンあるしね。
と次の店を目指してGO-!
ところがぬかったことに、この店はその日定休日。
肩を落としつつ。
またエレベーターに乗ってきた地元のオバチャンが「あらー、残念、ここ、お魚美味しいのに定休日だったわぁ」と言うのを聞いて余計ショック。
ならば、この系列のお父ちゃんがやっている店(息子達が系列店を出している)に行こう!
ということで行ったお店。
どこでも札幌クラシックの生が飲めるのがうれしいね。
そして
こーんな刺身盛りが980円ってところも素敵。
味はそれなりだったけどね。でもイカはめちゃうまだった。あとは秋刀魚焼きとかいろいろ。
でも安いだけあって、そのうち若者で一杯になり、刺身といえば日本酒って事で北海道のお酒をいろいろ試してみたけど、「これ、一合より少なくない?」な感じもあり、翌日はバスツアーで早起きなので、適当に切り上げる。
まあまあかなって感じかな。
そして、2日目の夜。旭山動物園へのツアーを終え、すすきのでおろしてもらい、念願の「函館開陽亭」へ。
地下一階の店に行くと、受付で「エレベーターで3階にお願いします」と言われ、同じビルの三階へ。
そして扉を開けると。
そこはカウンターがあるどう見てもどこかのしゃれたBAR、な雰囲気。
「ここで魚っすか?」「ビルの開いた店を買い占めてるのかな」な感じ。
そんな落ち着いた雰囲気の中、この店はイカの活造りが名物らしいけど(水槽で泳いでたもの)、2人だとそれだけで終わってしまいそうなので、まずは他のものから。
ビールで乾杯し、頼んだのはもちろんお目当てのホッケ。
なんておいしそうなの!
そして、身をほぐせば、肉厚、脂が乗って美味しいったら。
塩加減も素晴らしい。出来れば大根おろし、この倍以上ください!だけど、そんなわがママを感じさせないおいしさよ。それでね、
食べると脂がじーんわりにじみ出てくるのよ。
素晴らしい。あたしは皮まで美味しくいただいちゃいました。
そして、これはめったに食べられるもんじゃーありませんの鰊の刺身。
これまた美味しくって!
目玉がちと怖いけどね。首をつける必要があるのかないのかはさておき、でもここについている身さえも食べたいね、かじっちゃう!?って感じ。
もちろん、刺身は日本酒でいただくわ。
日本酒も受け皿、まで表面張力を最大に生かしきった注ぎッぷり。ちょっとでも動かせばこぼれてしまいます。もちろん
「酒の一滴は血の一滴」ロングヘアーの女二人、髪の毛を片手で引っつかみ、顔を突き出してこちらからお酒に突進です。周りの目など気にしてはいられませんです!
そして、これまたヒットだったのが、秋刀魚とさばの刺身。
切り口がてらてらと光っているのおわかりかしら。
もう装飾品にしたいくらいのシルバーよ。
しかもこの切り口の潔さ。よっぽど新鮮じゃないとこうは行きません!
もちろん美味しくないわけがありませんことよ。
こうして日本酒でほろ酔いになりつつ、「美味しいお魚を食べる」という目標も大満足でクリア!
素晴らしき美味しい札幌の夜でありました!