ここのところ仕事で2日続けて小田急線の「祖師ヶ谷大蔵」に。
改札を出ると左右に伸びる長い商店街。
いつもは改札を出て左側にしか行ったことがなかったけれど、用事のついでに昨日は改札をでて右側へ。
あらま。こんなに長い商店街だったんだ。
商店街のはずれまで歩き、全体像を把握しまたぶらぶらといろいろな店を覗きながら引き返してくる。
まず花やさんの店頭で目に留まったのがこの花。
きれいな淡いオレンジに目がひきつけられてしまった。
これ、何の花?形はスイトピーだけど、でもこの色。札を見ればやはり「スイトピー」。隣にピンクの普通のスイトピーもあるけど、こんな色のスイトピーは初めて。ちょうど家の花たちも枯れ始めてきたのでそろそろ新しい花がほしかったところだし、この色が家にあったら明るくていいな!
っと思って購入決定。
店内に持っていくと、店内には男性の店員さんと常連さんらしきおばあちゃん。
「これってスイトピーなんですか?こんな色のってあるの?」
と聞くと店員さん、
「これは元はよくある普通のピンクのスイトピーなんですけど、成長の段階で色素を吸わせてこういう色にしているんですよ。だから花瓶に生けておくとちょっと水に色が出るかも知れません。」
それを聞いていた常連らしきおばあちゃん。
「あらあらそうなのぉ。だったらその水は飲まないほうがいいわねぇ。」
それに対しての店員さんの答え
「いや、体に害はないものを使っているから飲んでも大丈夫なんですよ。」
あの。。。。お二人とも。。
わたしは花瓶の水を飲む習性はありませんのでご心配なく。
さて、その後もいろいろなものに目を奪われながらも次に強烈に気になったのが魚屋さん。
私が足を止めると店のおじちゃん目ざとく
「おねーさん(これ、ポイント高い)、いま、1500円が1000円になったところだよ!お買い得~!」
とマグロの大きな塊を指すけど、
「そうじゃないの、この牡蠣の方が気になったんだけど」
そこにあったのは缶に入った広島産のぷりっぷりの大粒の牡蠣。
「こんな立派な牡蠣はなかなかないよ!おいっしいからもってって!」
ほんと見るからにおいしそう。
これまた購入決定。おじちゃん、缶から牡蠣をビニール袋にすくい取ってくれる。10数粒入って300円なり。消費税15円とかこちゃこちゃしないところもいいね。
「これって加熱しないとだめですよね。」と聞くと、
「あのね、フライパンに油で牡蠣をさっと炒めて、ねぎも炒めておしょうゆまわしかけて。これがいっちばん美味いから!」
聞いてるだけでおいしそうだ。
他にも525円でシャツを買ったりして楽器を背に、ビニール袋で両手いっぱいになりながら駅にたどり着く。
そしてその夜。
おじちゃんの言うとおりに牡蠣をソテー。
調理中からめちゃおいしそう。
そしてこの料理のお供はキンキンに冷やした辛口の安白ワイン。
そしていただきま~す!
あはっ♪
牡蠣、めちゃうまっ!
ぷりっぷりな食感、そしてじわーっと染み出るなんともおいしいエキス。ねぎとの絡みもよし。ねぎはちょっと青かったけどね。ねぎじゃなくてクレソンとかでもいいな。
こういう時には変にコクのあるおいしいワインより主張を持たないただただ辛口のワインがあうのよね~。
食べ終わった後お皿に少しのこった汁まで飲んじゃった。フライパンに残った焦げ付きまでもこそぎ落としたいぐらい。
これ、パスタにしたらこのエキスすっておいしいだろうなぁ。
今期、一番おいしかった牡蠣かも!満足満足!
さてそんな素敵な、その名も
「ウルトラマン商店街」。
なんてたって、ここ祖師谷大蔵は「ウルトラマンの街」なのだよ。
今日は雨だったので駅横のブックオフで今、歯抜け状態の「swan」の1、2、12巻を探すのみで帰ってきたけど(12巻がなかった!)。
それでも、駅のホームでかかる音楽が「ウルトラマン」のテーマ曲ってところも素敵。それも、セブンとか帰ってきたウルトラマンじゃなく、本当に初代の「きーたぞっ、わーれらーのっウールートラマーん♪」の曲ってところが正しいくていいね!ちょっと曲のつなぎが強引だったけど。
あぁ、商店街についてもウルトラマン(初代ウルトラマン限定)についてももっと語りたいけど、大好きな牡蠣のおいしさに免じて今日はこの辺にしておこうっと!