ザ・芸者ストリングス・カルテット
定期ライブ 其の二十 ~幸運~
15日に無事開催することが出来ました。
一年に一度わたしの指先が固くなる時期です。
ここ数年は本当に年齢を実感します。
体調、肩腰腕の痛み、指の回らなさ…
リハもちゃんと休み休みやらないとね。
1月の曲決めから始まり、稽古を重ね、約一週間前に一度通し稽古をしてこれはやばい!となり、それぞれ気になったところを取り出して細かくやって音のバランスや弾き方をそろえてなど細かい練習をするとだいぶすっきりして輪郭が見えてきます。
それでも今回最後まで頭を悩ませたのはやはりフランセでした。
弾き方、解釈どちらもね。いまだにどうだったんだろうと思う。
昨日春奴にあったとき録音聴いた?と聞いたら「怖くて聞けない。」って。
晶ちゃんも紅玉も反省飲み会やりたいねー、って言ってるのでみんなで一緒に録音聴いて笑い飛ばせたらいいな、と思ってます。それともみんなで落ち込むのか。いや、お酒があれば大丈夫、きっと、、、たぶん、、、。
私自身は本番二日前に急に緊張がピークになってしまい、リハでも弓は震えるは脈拍上がるは夜中に目が覚めてドキドキするは。
だけど、前日には少し落ち着き、そして毎回のことながら会場のムジカーサに着くとなんだかホッとするのです。
腕に負担がかからない程度にテーブルセッティングなどを手伝い、あとはスタッフにお任せしてリハーサルに入ります。
今回一番驚いたのは子供たちの成長ぶり。
小さい時から見てきた2人は今年高校1年生。
もう立派な女性になっていました。なんか子供の成長ってすごい。
そりゃーこちらも歳をとるわけですね。
こんなふうに準備してくれました。
そして本番。
フランセはやはりお客様もはてなマークだったのではないかと。もし率直な感想聞かせていただけたら参考になります。。
弐部はお客様に盛り上げていただきました。
それにしても幸せそうな曲を集めてみたらポルタメントを使う曲ばっかりだ。と練習しているときに思い、アンコールはわたしの独断と偏見で落ち着くものを選ばせていただきました。
こうして無事20回めの定期ライブが終わりました。
20回というのは一つのくぎりでもあるので無事迎えられたことはうれしく思いますが、今後回数にとらわれることなく、4人で続けられるだけ続けていけたらいいなと思っています。
足を運んでくださったお客様、励ましいただいた方々、そしてスタッフの皆様に感謝です。
そしてこの4人で弦楽四重奏というものが続けられている幸運に感謝です。
ありがとうございました。
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