さて定期ライブも明々後日に迫ってきたというのにこんなことしてていいのでしょうか。
ですが自分への覚書として。
一曲目は
フランセの弦楽四重奏曲。
フランセは1997年没なので最近の作曲家ですね。
フランスの新古典主義音楽の作曲家だそうです。
この曲は聞いた時に軽い感じなのでいいんじゃない?と決めたのですが。。。
こういう曲こそ難しかった。
フランスのオシャレな感じ、日本人の私にはわかりませんの。
思い入れができるわけでもないし、誰がメロディーなんだか悩むところ多いし、4人の掛け合いが多いのでそれがそろわないとかっこが付かない。3楽章などは掛け合いの最たるもので回数こなして慣れるしかないね。ってことでとにかく通し練習したりしてます。
こういうのが一番難しい。今回もこれが罠だったかぁ、という感じです。
その点、
昨年のクライスラーはわかりやすかったなぁ。
そのうえ技術的にも難しいところが箇所箇所あって、でもそうした意味が読めなかったりする。
フランセは幼いころから天才と言われたそうで、ラヴェルがフランセの少年時代フランセの両親に「この子の才能は旺盛な好奇心に恵まれていること、この感受性をしなびさせないように」といったと言われる。Bywiki。
フランス音楽とフランス映画と天才の感性はよくわからない私でありました。
こんなことをライブ前に言いきっちゃっていいのかわからないけど。
挑戦したらいままでと全く違う意味で難しかったという曲かな。
こういう曲を何気ない顔して華麗にひけたらいいんだけど。。
2曲目
メンデルスゾーン弦楽四重奏曲第2番
この曲はメンデルスゾーンが18歳の時に書いたもの。
ベートヴェンの弦楽四重奏曲から多くの着想を得ている。
なるほど。よくわかる。
けれど、そこはメンデルスゾーン。やはりロマン派という感じです。
この曲同じメロディの掛け合いが続くので練習が続くと毎日どこかの部分が頭の中でなっていたりします。
そしてビオラからから始まる掛け合いが非常に多い。ほぼそうのじゃないかな。
なんでこんなにビオラが多いんだろうね、と4人で話していて、「ビオラ弾きに淡いおもいを抱いていたんじゃない?それも年上のね。」とか想像して楽しんでいます。
そして1stヴァイオリンのカデンツァもかなり多い。これも弦楽四重奏曲では珍しいかも。
これはもしや自分を愛しの人にアピールしたいってことなのか?なんて洗濯物干しながらおもいついたりして、一人で想像して楽しんでます。
このなんとも曲への思い入れが感じられない文章。
この前通し稽古をしてやっと全体像が浮かんできたかなぁ、ぐらいでまだつかめてない感満載なのです。このままだと不安と緊張でいっぱいなまま本番を迎えてしまいそう。
あと二日でどう変わるのか。
頑張ってみよう。