9月になったら合わなきゃいけないのがアイコ。
京都のお姉さんが天に召されたのが9月11日。
なので毎年9月には飲むことにしています。
毎年のことながら8月の終わりごろに滅多にかかって来ない家電に夜遅く鳴るベル。
これはアイコだな、とわかります。やっぱりね。
飲みながらグダグダ話して9月の予定を合わせてというパターン。
さて、日にちも決まり予約を入れようとしていた店がその日はお休み。
アイコに「どこか行きたいところある?」と聞いたら「赤羽で飲んだみたい。」との返事。
おっ、私も行ってみたいからいいよ!
最近千ベロで赤羽よく紹介されてるものね。
当日私はちょっと早めに行ったのだけど、まずは駅の大きさに驚いた!
赤羽ってこんな都会的な駅だっけ?駅ナカをぶらぶらしてから町中探索です。
千ベロ飲みなどで紹介されているのはホンの一角なのね。だけど、その一角がすごい賑わいです。
もともと店を決めないでプラプラしてみる?っていう話だったけど、1年ぶりで積もる話もあるのにこのにぎやかさじゃ落ち着かないし、どこか落ち着く店はないかしら。と思って検索などもしていたのだけど。
そんなころアイコも到着。
きゃー、元気だった?会いたかったよ~。
それにしても大きな駅だね~、とアイコも驚いてました。
さて早速飲み屋街を探索しますがアイコも落ち着いて飲みたいという思いは一緒で「ここ良いんじゃないかと思って電話入れてみたら20時からなら大丈夫だってと「かんどころ」というお店を予約してくれてました。
さて時は19:30。予約まで30分あります。
その間に赤羽らしいところで飲んでみたいね。とはいうもののどこも満席っぽい。
テレビでも有名な「まるます屋」さんにも並びありだけど5人組一組。並んでみようか。
と並びながら「朝9時からやってるよ。」「その時間から飲んでる人いるんだねきっと。」とか「アルコールの入っている人お断り」などの張り紙に「2軒目じゃダメってことか。」「いや、あからさまに酔っぱらってる人のことじゃない?」なんて物珍しいもんだから色々楽しめます。
すると前のお客さんが5名は無理なので、とお断わりされ、二名様でしたら大丈夫。すぐお席できますので中でお待ちください。と店に入れてくれます。店の中もすごい賑わいです。
メニュー量もすごい。色々気になるけどね。
というところで席に案内されます。
先ずはビールで乾杯。この時点で時間が20分もないのでおつまみは軽く、本日の漬物と大根おろしをお願いします。
漬物が水ナスなのがうれしい。
もう1杯ビールを頼んで2人で半分ずつ飲んで時間です。
本当にサクッと飲みでした。でも経験として面白かった。
さて「かんどころ」さんに向かいます。まるますやさんからすぐのところにありました。
個室に2人で落ち着く。
さて改めまして。
今年も会えたことに乾杯。そして京都の姉さまに献杯です。
前菜は好きな小鉢2品づつ選べます。そしてなんで日本酒もあるかというと、この後ここの名物、刺身12種盛りが来るから。
姉さまが天に召されてもう6年。私、姉さんの歳超えてしまいました。
そうこうしているうちにきました刺身盛り、どーん!
店員さんがすべての魚を滞りなく説明してくれた時には思わず拍手。
もちろん私達2人は何もおぼえてませーん。
日本酒は均一料金。獺祭、あると頼んじゃうね。あと黒龍とか私の好きなお酒も頼みますよ。
ほかにはだし巻きやなめろう。
だし巻きもなめろうも美味しい。
ここは料理の盛りもたっぷりね。
こんな感じで飲んだり食べたりしながらアイコと私の1年の失敗話やあれやこれやを話て笑い飛ばす大切な会です。お互い「わかる~!」ってことが多すぎて大笑いです。
楽しい時間はあっという間に過ぎる。アイコも私も最後は赤羽らしいとこで〆よう、って思いが一致してたのでかんどころさんを後にしてぐるっと見回します。
すぐ目の前にあった店の外のテーブルが開いていたのでそこに行っちゃいましょ。
ここで軽く、モツ煮とかキュウリ昆布和えとかね。
こういうところ、今度は昼間に来たいね、なんて話しながら一杯だけ飲んでそろそろ時間。
駅でわかれるまでも姉さまの知らせを受けて一緒に京都に行くことになった時の私の抜けっぷり話に大笑いしながらも「あれがなければ私達はこんな関係にならなかったよね。」「やっぱり姉さんの采配だね。」と二人で納得です。
ほんとそう思うわ。1年に一度しか会えなくともアイコがいてくれることは私の中の大きな支え。
だから1年に一度こうして無事お酒を酌み交わせることはとても大切。
来年も無事元気に会えますように!
赤羽の雰囲気も味わえたし意外に近いし。いつか昼のみしてみたいなぁ。