先日は国立新美術展で開催されている『マグリット展』に行ってきました。
早めに六本木についてミッドタウンでもぶらぶらしようと思っていたんですが、歩いているうちに「天気もいいし今日は歩きたい気分」となってきて。。。
時間に余裕はある。
なので歩きまーす。
代々木公園の噴水が
あら、今日は水がありません。噴水はなくとも恋人たちはベンチで寄り添うのね。
でもやはり噴水がないと寂しいですね。
この季節、代々木公園はバラが綺麗です。
公園を通り抜けるとそこは原宿。ここから表参道に抜けます。平日なのに凄い人。
途中こんなのあると寄っちゃいます。
新潟館ネスパス。確かここが開館したくらいの時に演奏して日本酒をいただいて帰ったような記憶が…。
で、これから美術鑑賞をしようというのにこんなの買っちゃいます。
重たくなった鞄をかかえ、表参道を通り抜け、根津美術館のところを左に曲がり青山墓地を抜けると乃木坂です。駅を出てすぐ見えるのが国立新美術館。でもこれは正面口ではないのでトンネルを抜けて六本木側にでます。
ここで友達と待ち合わせです。
以前から行きたいと思っていたら、今回お友達の関係で特別鑑賞会の時にうかがえたのです。
マグリットはシュルレアリズムを代表するベルギーの画家です。
シュルレアリズムとか詳しいことはよく知らずにいましたが、その絵はどこかで見た事あるのでは?
マグリットの絵画は実に不思議。
題名と絵が結びつかないことが多く首をかしげてしまいます。
でも空に描かれた雲の水色と白のコントラストとかピンクの色がとても綺麗です。
画風もポップな感じなのでとても見やすいです。
そして同じ画家の作品を通して見られると、時代ごとの変化も見れてとても面白いです。
マグリット自身が書いたものを読むと、「今見えているものが本当に見えているものではないかもしれない。」的な哲学的な感じがとてもします。今見えているものの後ろ側に存在するものを表した絵画らしきものがたくさん。こうなってくると私が「空に描かれた雲」とか思っているのも全く違うものを書いたのかも、とか色々考えちゃいます。
なーるほど、哲学哲学、と思いながら観ていたら、最後に「これは哲学ではなくイメージである」というメッセージがあってガクッ!えぇ~そうなの!?
と美術の事まったくわからないけれど、かなり楽しめましたよ。
さてたっぷり鑑賞した後はたっぷり水分補給しなければ。
美術館から六本木に向かう途中にベルギービール屋さんがあったのでベルギー繋がりということでここにしましょう。
ここではベルギービールの樽生が6種類もあります。
先ずは一番飲みやすいセリスホワイトというビール。
料理は
燻製モッツァレラチーズを混ぜたポテトサラダと下仁田ネギとささみのさマスタードマリネ。
どちらがポテトサラダかわからないビジュアルですが、奥の紫のがポテトサラダです。紫いもを使っているんだったかな。
それとマグロテールのオーブン焼きオニオンソース。
ボリューミー!
次は違うビールを。
ベルギービールってグラスがビールによって変わるしコースターも可愛い。
ベルギービール自体も好きだけど、こういうところも好きなんです。
それにしてもここの店お店の雰囲気も良いし、店員さんもとても感じ良い。
後から調べたら
『ベルギービール ベル・オーブ六本木』というお店でした。
再訪したい店です。
散歩に芸術鑑賞に美味しいビール。
堪能しました。誘ってくれたお友達に感謝です!
マグリット展は29日まで。もう一度くらい行けるかな。