2日目の朝。
今回朝食付きなのでホテルのビュッフェで朝食。
パンに卵料理からごはんに納豆があったりお粥があったりとバリエーション豊富。ですが味は微妙なものもありますが食べ物に興味深々なので何かとよそってしまいます。こちらの巻きずし、黒米が混ざっているのか黒っぽいんですが、これは結構好き。
朝食をすまし、今日は駅の南側を攻めてみることに。
東門駅のあたりに市場がたくさんありそうなのでその方面に歩き出します。
変わりやすい天気ながら雨も降らず、途中からは日差しもまぶしくなってきます。
広い道に歴史を感じさせるような建物もあったり緑も結構あって気持ちいいです。
こっちだよね。なんて地図を見ながら歩いていると目線の先に何やら長ーい塀があり、その奥に日本にはない感覚の彩の立派な建物がる様子。行ってみよう!
と行ってみると、観光バスが何台も止まった先にはものすごい大きな白い門。
この大きさ、写真ではわかりにくいですが、人々の大きさと比較してみるとわかるかな。
門に「自由広場」と書いてあります。
私達今回は「ただただ美味しいものを食べる」が目的だったので観光に関しては何も知識がなかったのですが、ここは『中正記念堂』といい、台湾三大観光名所の一つだったんですね。
詳しいことはわかりませんが、奥に記念堂があり
、右に国家戯劇院 左に国家音楽庁があります。
と、この辺の情報、食べ物以外のことになると急に曖昧なので間違っていたらごめんなさい。
これ、音楽庁の方。
演奏会のポスター。読めません。
中からかすかに楽器の音も。「台湾ってオーケストラあるよね?」「でもこの湿気で楽器管理が大変そう。」と話しながら立派な建物を見上げます。
先には公園もあり、とにかく広い大きい、色が独特の美しさという印象でした。
さ、ここを抜けちょっと行くと、「東門市場」があります。
入り口は小っちゃくてわかりにくく、中はなかなかにディープな雰囲気です。
にわとりちゃんとか生前を彷彿とさせる型のまま処理されて並んでいたり、豚ちゃんもまさに豚足は豚足なのだという感じが全体的に漂います。かえるちゃんもいましたね~。意外に魚の種類も豊富。考えてみれば台湾は海に囲まれているので当然か。でもこの暑さのなか、氷の上にポンと置いてある魚とか足が速そうだけど大丈夫なのかしら、ま、みんな元気に生きてるから大丈夫ってことですね。おじさんが焼いている美味しそうなねぎ焼きみたいなのもあったりと観光客を見かけない地元の市場らしい市場でした。
ここをでてしばらく行くと、東門駅。その先には永康街というちょっとおしゃれなストリートがあるはずなんですが、「これっていう店もないね~。」なんていいながらその一角をプラプラし、また東門駅あたりに。
「ここに小龍包で有名な『鼎泰豊(ティンタイフォン)』があるがずだよね。」「来るときには見かけなかったね。」
永康街に入るとき一本手前の店から入ったので気が付かなかったんだね。」とその店のある場所に行ってみると、そこにはものすごい行列。
「えええぇぇー、これ鼎泰豊の行列?」
凄いです。そして店先には「50分待ち」など待ち時間が表示されてます。
これは無理だぁ。と諦め、「となるとお昼どうしようか?」「この辺だとこれってもの思いつかないから地下鉄に乗ってルウロウ飯(豚ひき肉かけごはん)が美味しいっていう店を目指してみようか。
と東門駅に潜る直前に豪雨。ぎりぎりセーフってところで地下鉄に乗り台北駅を通り過ぎ北側の民権西路駅で下車。駅前のパン屋とお菓子を売っている店でFちゃんお土産のパイナップルケーキお買い上げ。
因みにパン屋さんもあると必ずチェックしたけれど、粉が違うのかこちらのパンはなんとなくもっさりしてます。
そしてすっかり雨も止んだ街を歩き、店を目指す間にも「この辺に晴光市場があるはず。」と通りを探すんだけど、地図のある場所に市場は見つからず。変だね、なんていいながら道を入ってったりすると、なんだかに人のざわめきのある小路があるような、「あった!晴光市場って書いてある。」
表示小っちゃすぎ、入り口小さすぎ。後から考えればこれ、出口にあたる方だったのね。
進んでいくと、食べ物の店が並び、角をかがると洋服の店や若者が並ぶ店などがありかなり栄えた市場。
ここでお昼食べるのもいいかもね。
ということにないり、私の「台湾で麺類を食べてみたい。」という希望もあり、一通り見学したところで、途中で「おいしいよ~。」と呼び込みしていたおじさんのいる店にすることに。やはりね、言葉が全く通じないと難しいし、まさに麺の店だったのでいいんじゃないかと。
店のメニューを指さしながら
麺とビーフンどっち?と聞いてくる。麺がいい。というと「じゃあ、これね。」ということで「湯切仔麺」。「米粉」だとビーフンになるのね。
で、ちっちゃなテーブルに座っていると、おじさんがこっち来て、と呼ぶ。行ってみると、「これ、豚、美味しいよ。」「これ、鶏」美味しいよ。」といろんな小皿料理的なものかトッピングなのかを勧めてくるんだけど、肉いらないし。。。とつれない私達。
ってことで、シンプルに
湯切仔麺。
あっさりしたスープにフライドオニオンが良いアクセント。にしても非常にシンプルな麺です。
途中からラー油などで味を引き締めて美味しくいただきました。
ごちそう様、で店を後にし、晴光市場も制覇。
また駅方面に戻りますが、駅の一本横に道を行くと、ちょっとした緑道沿いにまた市場が連なっています。名前はわからないけれど、ここは食べ物から小物から洋服までなんでもあり。道路脇に延々と店が続き人もいっぱい、その上たまに車も通るという。広いんだか狭いんだかよくわからない事になってます。
そんな市場もおわり次に目指すはティーホアチエ(漢字がでない、抽化街的な感じ)、を目指す。
この付近にもお土産などにいい小物やさん的なものがあるとガイドブックで見たので。
その途中にもスーパーを見ると暗黙の了解で探索です。
インスタント麺やカップ麺もよくできてそうな雰囲気があるよね~。だけどね、お昼の麺、35元(約130円)だとさカップ麺の方が高いもんね。
台湾はほぼ外食で家で調理する習慣があまりないっていう意味がわかります。
なんて話ながふと棚を目立たない棚に目をやると。。
「Fちゃん、これ、あの時のがそのままいたーー!!」
それは
あの
シンガポールのスーパーで私達を最大に楽しませてくれた「ふりかけたてた」ちゃん!
こんなに間違いの少ない台北で、なぜ君だけがここにぽつんといるんだい?
なんか幼馴染に外国でばったりあって「変わらないね~!」と再会を喜び合っているような感覚。
2人で感動です。「いや、こんなところでお目にかかれるとは。」「しかも全く変わらず。」「かわらないけどちょっとはかわんなさいよ。」って感じだよね~。と大笑い。なんかね、変なところで満足です!
と昔のブログを探してみてみたら、ふりたてかけたのは以前のは「グリーン豆粉」今回は「チーズ粉」ですね。
味が変わっても変わらぬ「ふりかけたてた」
さてそろそろ、目的地に着いたはず。だが。。
ひたすら続くの。ドライフルーツとかの乾物物屋。なんか、違うよね。しいて言えば包みが少しづつお土産っぽくおしゃれになっていってる?
いやいや、そういうんじゃなくて布でできた小物とか、そういう市場を目指しているんだよね。
その先に進むと、永楽布市場。あ、小物はこういうところだよね。
布市場だけあって本当に布が反物で売っている店がずらっと。キラキラ光って綺麗な布がいっぱいです。それにつける用のビーズやリボンなど売っている店もたくさん。だけど、おしゃれな小物は?
発見できないまま市場も終わってしまいました。
あれれ?と思いながらもかなり歩いたし、そろそろホテルに帰る?といってもここから地下鉄の駅まではかなりある。「タクシー乗る?」「いや、歩けるところまで歩いてどうしてもになったらタクシーに乗ろう。」と言いながらひたすら歩いていたらちらっと雲行も怪しく。ちょうど地下に潜れるところに来てたので地下に潜ると、ここから台北駅までひたすらショッピング街。それも中野ブロードウェイをほうふつさせる店からお土産屋さんまでなんとも充実したショッピングモール。もし雨でもここで十分楽しめるね、って感じ。
で、結局地下街を楽しみながらホテルへ。途中ちょっとコンビニも寄ってね。
朝の10時に出発してホテルに帰ったのは4時過ぎ。地下鉄に乗っていた時間と、お昼を食べた時間以外はずっと歩き回っていたという。万歩計持ってれば面白かったのにね。
で、ホテルに帰ってガイドブックを見たところ、2人とも、ねえやっぱり、今日行ったところっておしゃれな店とか、書いてあるよね。。。。と不思議がりながら気が付いた。
Fちゃんも私も先ず食べ物の事に目が行ってしまうので、そこにこじゃれた店があってもそもそも目に入っていていなかったんだ。
なぁるぅほぉどぉ~。
と妙に納得してしまう2人でありました。
と、また長くなったので、続きはそのうち。