いつの間にか台湾旅行から一週間経ってました。
さて、一日目の夜は夜市を目指します。
行ったのは『士林夜市』。
台北から地下鉄に乗り剣潭という士林駅一つ手前の駅で降りるとそこからはいやでも士林市場に導かれます。
この人混み。
どこの市場にも必ずあるフルーツの露店。こちらではトマトはどうやらフルーツの扱いなんですね。フルーツ達に囲まれて売られています。
しばらく人混みにまぎれて歩いていると『士林市場』の看板
それに沿って行くと綺麗な建物があります。一階は広々としてTシャツやお土産売っていたりという感じ。するとB1美食区の表示。美食、美食~行かなくちゃ!
で地下に降りていったらそこは巨大な屋台の集まり空間。
腸詰?ソーセージ?それにしてもこの大きいのどうするの?
惣菜的なものがたくさん並ぶ店とか
1人じゃ食べきれません的なかき氷屋さんとか。
こういうのが所せましと並んでいるのです。
もういろんな匂いがごちゃまぜ。その中でも飛びぬけて鼻に飛び込んでくるのが「臭豆腐」の独得の匂い。
臭豆腐とは独特の調味液に漬けた豆腐を揚げたものだそうで、地元の人にはなくてはならない食べ物っぽい。癖になる味らしい。。でも私達は癖にならなくていい。。
唐突に飛び込んでくる匂いに「来た!この匂い!」と言いながらどこの店に入るか迷いまくります。
どこも同じと言えば同じように見えてしまう。
そこで、ある程度人でにぎわっていて写真入りのメニューがあるところにしよう。と話していたところ、ここ、人がたくさん入ってるね、って店、日本語も多少通じるみたいなので「2人大丈夫?」といってテーブルに座ります。テーブルにメニューがあって、注文票を渡されこれに記入して注文。
牡蠣の卵焼き的なものは食べたいので決定。後はどうする?ハマグリ炒めは?でも貝ばかりになっちゃうかぁ、なんて迷っていたら店の人が「ハマグリオススメ」というのでこの2品に決定。
もちろんビールで乾杯。
牡蠣の卵焼き的なものはもっと卵が多いかと思ってたけど、片栗粉っぽいものが多くてびよよ~~ん、となるのでなかなか切れない。でも周りもほとんどの人がこれ食べてましたね。
ハマグリは小粒。牡蠣も小粒なんですよね。これ問題なく美味しい。一緒に炒めて合った香菜的なものに2人で「これ、どこかで食べた事ある味だよね、なんだっっけ?」(結局わからず)、なんて話てる間にも店には怒声が飛び交います。一番すごかったのが背の小さ目のおばちゃん。座っている私達の頭の位置あたりで注文やら何やらキンキン響く声で叫んでます。すごいなぁ、と思いながら見たらなんとマスクをしてた!マスクしてあれだけ声が通るってどうよ。市場はこれくらいじゃないとやってけないのね。
そして私達がたった2品とビールをしている間に周りはどんどん変わって行きます。こちらの人たちはほんとにサクッとごはん食べてサクッと飲んで帰っていくんですね。
ってわけで、私達も比較的サクッと切り上げます。そしてもう一回ぐるっと回ってから「そろそろ帰ろうか?」と外に出てみると建物の周りにもあらゆる小路があって屋台が出ています。
あ、士林市場の正面も発見。
こんな綺麗な建物なんですね。もともとは本当に露店だったそうですが、何年か前にこの建物になったそうな。まだまだ行ってない小路に入っていくと、若者チックなお店から渋い屋台まで様々。
こちらの靴ってすごくおしゃれ。洋服もキラキラものとかあって、「何か本番に使える服ないかな?」とか妙なものを手に取って観たくなります。けど、試着とか面倒なのでみーてーるーだーけー。
こうして士林市場を楽しみ剣潭駅に戻り駅のホームから見ると夜市のにぎわいがよくわかります。何時ごろまでにぎわってるんだろうね。朝までかな、、、なんて言いながらホテルに帰り、「私達ものすごーーく臭豆腐の匂いが染みついてるに違い無いよね。明日クローゼット開けたらまたあの匂いがしそう(笑)」「ファブリーズほしいね。」なんて言いながらシャワーで臭豆腐の匂いを流し、こちらのコンビニで見つけたスナック菓子とビールでお疲れ乾杯。
5袋入りの袋の絵が違う。5袋あるのになぜ絵柄は4種類しか作らなかった?
とか翌日どこに行く?なんて相談しながら就寝。
冷房の温度設定を上げたもののまだ寒いので「冷房消して寝ようか?」
と冷房を消して寝たら…
ものすごい湿気で汗だら。バスタオルも湿ったまま。
恐るべし台北の湿気、を体感した夜でありました。