この日、小雨のなか飲み友達カスミさんと渋谷で待ち合わせして相合傘でセンター街を抜け、裏道に入り、そこからまたひょい、と入ると。
ありました
『ロス・バルバドス』
お店はカウンターのみで素敵なご夫婦でやっているアフリカ料理のお店です。
先ずは生ビールで乾杯。
黒板に料理が所せましと書いてあるのだけど、何を頼んでいいか迷いまくり。
ここに来たことのあるカスミさんの意見や、お勧め、HPの写真を見て私が食べたかった物などをお願いしました。
野菜の前菜盛り合わせはニンジンや紫キャベツ、クスクス、とさっぱり系の中、ん?これはポテトサラダ?と思えたのは、豆でありました。これ、好きです。
そして、この季節ならではのお勧め、秋刀魚のコンフィー。
骨まで行ける秋刀魚美味し。そして松の実とレーズンのソースがまた美味しい。
この辺でビールはチェイサーにすることにして、チュニジアの白ワインを。
そして黒板を見て気になった「アクラ(黒目豆と乾鱈のフリット)」が。
「ちょっと、コレ、なんか、ちょっと癖があるけど、また何だか気になるアイツ、って感じじゃない?」
「初めて出会ったタイプだけど、ちょっと興味持っちゃって、また少し、また少し、見たいな。」
「でも、癖にあるアイツの合間に前菜盛りの爽やかクンがまた新鮮よ。」なんてね。
かすみ先生がおっしゃるに、「なくて七癖じゃないけど癖(スパイス)って面白みであって癖のない男性って面白みも無いしまたお会いしたいとか興味を持ったりしないではないですか。」と。なるほどのカスミ先生のさまざまなお話も交え、お店のまゆみさんと3人で女子トークで盛り上がったり。
そしてHPの写真を見てどうしても食べてみたかったのがこれ。
ブリックという揚げ餃子です。真ん中にナイフを入れると玉子の黄身がとろーりと。なんだけど、なかなか写真に収めるのは難しいのでとろーり前ですが。
「これは真ん中から完全に二つに割ってガブリとかぶりつくのが一番。」と言われ、切れ目を入れカスミさんと「せーの」で半分ずつをすくい取り、黄身の流出を最小限に抑えるべくかぶりつきましたわ。中にはこれまた絶妙の香辛料が聞いた豆のペーストやらツナが卵と相まって、おいしーい!そうしながら皿に残った黄身をパンですくっていただいて。
いやー、楽しいわ、美味しいわ。
そしてワインはとっくに赤に。グラスでいただいたのはなんともエキゾチックな絵の珍しい箱入りビオワインなんだけど、なんと5ℓ入りだそうで。
箱ワインは危険なのよね。なんか、水道感覚で、ひねれば出てくるというか、ひねるより簡単に押すだけで出てくるんだもん。お店だから自分で注ぐわけじゃないけれど、自分の飲んだ量がわかりませんのよ。で、これがまたスパイスの効いた料理にぴったりなもんだから「ゴメン、私、箱ワイン地獄にはまっていい?」とお変わりを何回もしてカパカパ飲みだし、後を追うようにカスミさんも地獄に・・・。
本日のカレーもいきたいけれど、もうかなりお腹いっぱい。
でもコメ食いのカスミさんが主にごはん担当、おかず食いの私がカレー部分を担当というコンビネーションでこれまた美味しく。
その上ここのクスクスも絶対食べたほうがいい、とのお言葉に「クスクスハーフでお願いできます?」というわがまま注文も。でも食べてよかった、クスクスも美味しかった。
とすっかりこのお店を楽しませていただいたのだけど、このお店がまた別の意味でも面白かった。
ここはカスミさんのお友達で私も何度も一緒に飲んだことのあるhirococoちゃんのお友達夫婦がやっているお店。それでhirococoちゃんの
ブログでここを紹介していて、仕事でこの辺よく来るし、楽しそうで美味しそう!と気になっていたの。
そうしたら、ここのお店、7月の恵比寿リキッドルームでの
Grand Gallery5周年パーティーにも出店してたとの事。あれ、私もお友達が出てたので聴きに行ってたんですけど、お友達ってKさん?あれれ、あれれ?ものすごく近いところで繋がっちゃってました!!!びっくりよ。
丁度Grand GalleryのIさんたちも店にいらっしゃり、三都食い倒れツアーの写真なんかも見せていただき。
人間関係の繋がりってすごいわー。とびっくりするやら感心するやら。
こんな繋がりありの素敵なご夫婦との楽しい会話もありで秋の渋谷での熱い夜となりました。
カスミさん、楽しい時間をありがとう。そしてhirococoちゃん、いいお店を教えてくれてありがとう。育児休酒が終わったら是非ご一緒しましょうね!
それで、ここ、ランチもやっているんですって、そして休み入れることなく、夜までやっているんですって。。。。11:45~24:00ごろまでいつでもOKなの?
危険な店を知ってしまったわ。ふふふ。
癖になりそうな店です!