先日はお友達とクッキングスクールでパンを焼いてきましたの。
焼き立てのパンをいただきながらお紅茶飲んでお友達とおしゃべり。パンはふわふわで香ばしくって。でもこうやってお友達とお話出来るのも楽しくてあっという間に時間が経ってしまって。
残りは持ち帰って主人と子供でワイワイ言いながらいただきましたのよ。
どんなに「ステキな奥さま」にあこがれてもこのくらいの想像力しかないのが悲しいわたくしでございます。
そんな乏しい発想しかない私が高校時代の友人たちに誘われて行ったのは「ABCクッキングスタジオ」。
ここの会員になっている2人がこれからパンのコースとるか迷っているんだけど、無料で体験できるから一緒にいかない?と誘ってくれて。
パン大好きだし、一回そういう経験をしてみたかった私はもちろん「喜んで!」。
友達2人はここのシステムに慣れたものだし、3人だけで受けられるし、先生も明るい方だったのでワイワイと。
あくまでも体験なのですでにすべての分量が図って用意してあるし、捏ね方のコツなどを教えてもらったりしながらもやったことと言えば子どものお手伝い程度のこと。
パン生地をコネコネして発酵、これを2回。
発酵の間、時間があるので他のテーブルを見てみるとワンプレート料理を作っていたり、ニョッキをこねていたり、シュークリームを焼いていたり。数人のところもあれば1人の人も。来たいときに来て、ここで習って、食べて帰る事が出来るというので、私が行ったのは午前中だったけど、夜は仕事帰りのOLさんなどが多いそう。
最後の焼きの間には紅茶とちょっとしたお菓子パンをいただき3人でおしゃべりタイム。
2人の友人の食事の様子など聞いてるとそれぞれの家庭の違いが面白くって。家族の食の好みがあまりに違うこの2人だけに、一緒にABCに来るには献立が合わないんだとか。この2人の話はなんだか面白い。
でもこういう話聞いていると、献立考えて、栄養も考えつつ好き嫌いもあって、それを毎日、毎日ってえらいなぁ。ホント。
そんな話で盛り上がっているうちにパンが焼きあがる。
焼き立てのパンの香りはたまらないね。早速ひとつ食べようとしたところに友人達が
「せっかくだから写真撮っておけば?人生最初で最後のパン焼きの記念に!!!(笑)」だって。
さすが昔からの友人、私が自分でパンを焼くより美味しいパン屋にいっちゃうタイプだってわかってるわね。
そんなで出来上がったパンがコレ!
『ツナとオニオンのキッシュブレッド』。
パン生地は軽く、ツナとオニオンにキッシュ液を流しいれ焼いたもの。1人6個づつ作って焼く。
それぞれ自分で焼いたパンをパクリ。
友人が「ここのパン生地は美味しいんだよ!」と言うとおり、生地が美味しい。あと、焼き立てっていうのが何より。
「お店でどんなに焼き立てのパン買ってもここまで焼き立てじゃないからね~!」と1個づつ食べて
残りの5個のパンはそれぞれ持ち帰れる。
体験したからにはもちろん勧誘もあり。その辺は私もはっきりしているし、友人もいいところで話の腰を折ったりしてくれてしつこいことにもならなかったし。
だけど、本当にお金と時間が許すならば、料理の基本をちゃんと習ってみたいのも本音。
毎日のようになにかしらキッチンに立っていても所詮我流だし。
基礎をちゃんと知っていればバリエーションもきくのかなぁ、なんて。
でもそれって作ってあげる相手がいてこそかしらね。まずはそこからか。
「考えま~す!」と言ってパンフレットをもらい、パンを食べちゃったから食事するほどじゃないけどなんか軽く食べたいよね。と友人たちと軽く食事とお茶をして、お腹いっぱいだし、天気も良かったので母をたずね中のマルコのためにもとデパートなど散々歩きまわって帰途につく。
友人たちにも久しぶりに会えたし、自分一人だったら絶対体験することの無かった料理教室(ABCは教室ではなくスタジオなんだけどね)っぽい体験が出来て、ついてくださった先生の話も女性として生き生きしていてパワフルだったし。貴重な体験をした1日だった!
と満足して、でも朝10:15分という私にしては朝早い集合時間とパン作り体験、その後歩きまわったので結構疲れて帰宅。
さてマルコはどこまでいったかな。。。とポケットを探すも、あれっ?無い、無い、ポケットのどこを探しても無い~!ひょっとしてどこかで落とした?
と青ざめながらふとテーブルの上を見ると。。。あった。朝見たときと同じ、船にぷかぷか揺られた画面のまま…。
マルコをつれていくの忘れたのにマルコのために一生懸命歩きまわっていたわけね。
ステキな奥さま云々以前に、自分の身の回りをしっかりするところから始めないとダメだということを改めて自覚した日でもあったわ。